2012年11月2日金曜日

白雲窯さんの新作

白雲窯さんは、長いお付き合いの陶芸家さんです。
山音の土瓶とお湯呑みによく、白雲窯さんのを使っています。もちろん、料理にも…。

この度、新作に卓上のお一人用のコンロと、小さいお鍋を作ったとのことで、試し使いをさせてもらいました。
コンロの中には、炭が入っています。
とても美味しそうでしょ。

白雲窯さんとこでいただいてきた石蕗(ツワブキ)の花です。
初めて石蕗を生けました。
そのまんまですね。

2012年10月5日金曜日

秋気満つ

9月30日は、中秋の名月でしたね。
台風で見えないと思っていたのですが、夜には雨があがり、夜半には雲の切れ間から美しい月が見えました。
今日、5日は、更け待月。
向かいの山より出る月が、だんだんに遅くなります。


山音には、金木犀の木が10本ほど植えてあります。
鹿に食べられ、雪で折れたりしながらも大きくなって、今、満開です。
あと、1週間位は良い香りが楽しめそうです。

木犀の 香に囲まれて 住まいけり

秋を感じにいらしてください。

2012年9月11日火曜日

ぽんちゃんです!

ブログを怠けていたら、9月も半ばになってしまいました。
まだ、日中は暑いですが、赤とんぼ、虫の声、天の川、萩の花、すすきの穗、もう秋本番です。


今回は、8月13日に うちへやって来たぽんちゃんを紹介します。

満ちゃんに追われて 震えていたのを助けて、おじゃこやかつをぶしをやったら、すっかりなつきました。
多分、うちの周りで 捨てられたのでしよう。

とても人なっっこい猫で、すっかりうちの家族になりました。
いたずら盛りで、庭を走り回っています。

けれども、満ちゃんとは仲良くなれそうにないので、どうしたものかと思案中です。

来た時には ガリガリの子猫だったのに、もう、中猫になりました。
可愛いうちに写真を載せます。


それから、雲黒斉さん、ご家族でいらしてくださってありがとうございました。
また、雲黒斉さんのブログでも紹介して下さって感謝です。
これからも 温かく見守ってください。

2012年6月12日火曜日

女将、決死の話

梅雨ですね。

山の緑が、いよいよ深まり、夏の花が咲き始めました。

そして、そして、蛍の季節です。
まだ、一匹、二匹、ですが、今月いっぱいは、飛んでくれるでしょう。


私の散歩コースの傍らに、小さい溜池があるのですが、その周りの木の枝に、大きい花のようにモリアオガエルの卵が、付いています。
拙い写真で、見にくいでしょうが、白っぽく見えるのが卵の泡です。
池には、藻が繁茂して、とても気味が悪い所です。
このブログの為に、決死の覚悟で写真を撮りました。

2012年4月23日月曜日

桜・さくら

やっと桜が満開です。
これは山音の近所の仏性寺というところの桜。
日本昔話って感じですよね。


桜以と同じ位、私達が楽しみにしているタムシバは、残念ながら、数本咲いただけで、どうやら終わったみたいです。


さて、ソメイヨシノの後は、山桜です。
昔、日本で桜と言えば、山桜だったとか…。


これから、山笑う季節。
ゴールデンウィークには、山桜の遠望を、ぜひ、見にいらしていただきたいです。

2012年4月9日月曜日

春兆す

今年の冬は、いつまでも寒かったですね。
ここ、大江山も 例に漏れず大雪で、多い時には 2mの雪に囲まれていました。
4月になっても2回雪が降りました。


ようやく春の気配です。

いつもなら 今頃は、タムシバ(コブシにそっくりな花)が咲いて、霞のように山を白くするのに 今年はまだです。
これから一度に春全開になるような気がします。


さて、日頃、運動を全くしていない事を反省し、時間があると、少しだけ、川に沿って歩くことにしました。
川の音を聞いていると、全身に川の音が跳返って 川に浮かんでいるような気持ちになります。
場所場所で、水音が全然違っていて いつまでも飽きません。
川辺のダンコウバイやヒュウガミズキのお花見もできますヨ。
(ただ、たまに横を通る車の方には、変なオバサンがフラフラ歩いてんなァ…という目で見られているようです。)


さあて、お散歩に行きましょうか…。ヨッコラシヨ!

2012年1月11日水曜日

丹後和紙の田中さん

新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


今日は、久しぶりに ご近所の田中和紙さんを訪ねました。
田中和紙さんは丹後手すき和紙のお店です。
代々、150年以上も和紙をすいてこられました。

人は、布好きと 紙好きに分かれると言うそうですが、私は紙好きなので田中さんのお店に行くとドキドキします。
繊細なもの、力強い強いもの、田中さんの和紙は自在です。
田中さんの和紙を山音の飲み物のメニューを書く紙として使わせていただいています。

田中さんの和紙の原料は、コウゾが中心だそうです。
刈り取ったコウゾの束が山積みになっていました。
蕾をつけている木は、ミツマタです。
極寒の間、コウゾの皮より一年分の和紙の原料を作る作業が続くそうです。

田中和紙さんは、山音の行き帰りに是非立ち寄っていただきたいお店です。